近年、
男性の
不妊がクローズアップされています。「
不妊の
原因は男女半々」といわれているにもかかわらず、
男性の方が大きな問題としてとりあげられている理由は、
男性不妊が治りにくいから。
いいかえると、
男性不妊のもっとも大きな
原因である「精子の異常」を治す確実な方法が、まだ発見されていないからなのです。
女性は生まれつき、卵子という「卵」を持ち合わせています。卵がある以上、その卵を成熟させて排卵させたり、卵をとり出して受精させることが可能です。
しかし、
男性の場合、精子のもととなる「卵」のようなものを持ち合わせて生まれているわけではありません。新鮮な精子を、自分の身体で、毎日つくり出さなくてはならないのです。
この「つくる」という機能に異常があっても、現在の医学では、精子を「つくる」
治療法を見出せていません。そのため、
男性不妊の直接の
原因を
治療することができないのです。
体外受精も顕微受精も、少ない精子をなんとか有効利用しようという方法であって、100万の精子を1億に増やすというものではありません。精子製造のメカニズムに医学的なメスが入らないかぎり、
男性不妊の
治療はむずかしいとしかいえないのが現状なのです。
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